<CSRとは>
Corporate Social Responsibilityの略語で、企業が社会に対して果たすべき「責任」のことを指します。企業活動には多くのステークホルダー(利害関係者)との関わりで成り立っているため、企業として収益を上げ、法令を遵守するだけでなく、人権に配慮した適正な雇用・労働条件、消費者への適切な対応、環境問題への配慮、地域社会への貢献を行うなど、企業の立場から積極的にコミュニケーションを図って行く活動(CSR活動)が重要視されてきています。
<CSR活動の目的>
・一般的に、コンプライアンス(法令遵守)、コーポレートガバナンス(企業統治)、ディスクロージャー(情報開示)など、企業が社会に対して果たすべき取り組みがありますが、そもそも企業は各々の事業特性から果たすべき役割や影響度合いが違います。私たちダイトクコーポレーションは印刷会社です。なので経営理念にも「私たちは、資源を多く消費する企業です。資源への感謝の気持ちを忘れずに将来受け継ぐ世代のために、良い環境を残す義務があります。資源への感謝をすることで、<感謝が感謝を生む環境づくり>に努めます。」とあるように、印刷工場として大切にするべき1つとして環境に配慮した工場を目指します。
平成29年10月1日
株式会社ダイトクコーポレーション
代表取締役 小畠寛祐
<社会貢献・地域志向>
<環境問題への配慮>
この環境方針は全社員の共通認識とし、当社社員が各自、環境への意識を高めていくように教育するために定める。
法令遵守については、環境に関する法令、条例ともに業界指針を遵守する。
事業活動については、省資源と省エネルギーに努める。
廃棄物については、リサイクル活動と廃棄物の削減に努める。
製品については、環境に配慮した製品の提供に努める。
資材については、環境負荷の小さな紙やインキ類の購入に努める。
平成20年01月10日
株式会社 ダイトクコーポレーション
小畠寛祐
地球環境について考え、それを改善するために取り組むことは、現代の企業における使命です。
ニオイを気にされているお客さまは非常に多く、特に菓子類やあたたかい加工食品、寿司などを包む包装紙では、女性を中心に解決を求める声が寄せられています。
グリーンプリンティング(GP)とは、日本印刷産業連合会が制定。印刷産業界の環境自主基準「印刷サービスグリーン基準」に基づき、それを達成した工場や事業所に与えられる規格です。当社はその厳しい基準を見事クリアし、平成20年6月25日に、県内で3番目のグリーンプリンティング認定工場となりました。
針金を一切使わないので、リサイクルゴミとして処分でき、小さな子どもが針金で怪我をする心配もない、地球にも人にも安全・安心な製本方法です。
当社は、環境に配慮した工場排水の処理設備を完備しています。このシステムは「好気性ろ床法」と呼ばれるもので、簡潔に言えば、増殖に酵素を必要とする微生物の力を借りて排水を分解する仕組みです。微生物が生息するフィルターに排水を通し、油分解菌で完全分解しています。
ろ床には、一辺が10mmの立方体スポンジが多数充填されており、高濃度の微生物が生息。排水はここを通ることによって、油脂分がグリセリンと脂肪酸に加水分解されるわけです。
